[メイン]
GM :
◆トレーラー
風は吹く。
春の陽気を運ぶように。
風は通る。
冬の寒気を忘れさせない為に。
それは、未来への期待を膨らませ。
それは、過去への憧憬を抱かせた。
また、この気持ちを抱けると思っていた。
ダブルクロスThe3rdEdition
「Spring has come, and the present has failed」
ダブルクロス──それは、裏切りを意味する言葉。
[メイン] GM : さて、準備が出来たら教えてくれ
[メイン] ドロシー : 教エます
[メイン] GM : では……
[メイン] GM : 出航だァ~~~~~~!!!!!
[メイン] ドロシー : 出港だァ~~~~!!!!
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : Trigger「変わらない朝」登場:ドロシー
[メイン] ドロシー : 38+1d10 登場/リザレクト (38+1D10) > 38+6[6] > 44
[メイン] system : [ ドロシー ] 侵蝕率 : 38 → 44
[メイン] GM :
[メイン] GM : 君は、目が覚めた。
[メイン] GM : “広がる天井は、見覚えのあるもので”
[メイン] GM : “顔を動かせば、そこは見慣れた自分の自室だ。”
[メイン] ドロシー : 「ふわァ…」
[メイン] ドロシー : 「…?」
[メイン]
ドロシー :
「………」
ええと…
[メイン] ドロシー : ………模様替えしたんだっけ?
[メイン] ドロシー : 違和感はぬぐえないけど 朝に起きたなら
[メイン] ドロシー : お祈りしなきゃ
[メイン] GM : こん、こん。
[メイン] GM : 祈りを捧げたその時、ノックが響く。
[メイン] ドロシー : 「はい!?」
[メイン] ドロシー : お姉ちゃんは時間知ってるからこの時間には来ないはずだけど
[メイン] ドロシー : 「何方でシょうか…?」
[メイン] GM : 入ってきたのは
[メイン] GM : “君の妹だ。”
[メイン] ドロシー : 「………」
[メイン] さな : 「あ、えと……お姉ちゃん。おはよう」
[メイン] さな : 「お邪魔しちゃった……?」
[メイン] ドロシー : 「……………………………………」
[メイン] ドロシー : 「いエ、大丈夫でス!」
[メイン]
ドロシー :
「お祈りはマたどコかで行いまスので!」
「主へノ対話の機会が今ダけと言うわケではアりませんヨ!」
[メイン] ドロシー : 「…えっト………」
[メイン] さな : よくわかっていなさそうだが、それでも少し申し訳なさそうで。
[メイン]
ドロシー :
「さなちゃん!」
姉妹を、名前で呼んでたっけ…?
[メイン] さな : 「……えと、その。朝ごはん出来たよーって。そろそろお仕事だし」
[メイン] さな : お姉ちゃんが呼びかけてくれて。
[メイン] さな : にこ、と返す。
[メイン]
ドロシー :
「うエえ!?」
「おかしイですね…いツもはもっと早起キなノですガ…」
[メイン] さな : 「あれ、そうだっけ?……そうだっけ」
[メイン] さな : ぽりぽり、と頭を少し掻くものの。
[メイン] さな : 「まあ、いっか。冷めないうちに来てくれると嬉しいな」
[メイン] ドロシー : 「はイ!所で…」
[メイン] ドロシー : 「誰ガ朝食を?」
[メイン] さな : きょとん。
[メイン] さな : 「えと、私……だけど」
[メイン] ドロシー : 「わあ!凄イですね!」
[メイン] さな : 「ほえっ!?」
[メイン] さな : 「え、えとえと……い、いつも私が作ってるよう!」
[メイン] ドロシー : 「あレ…」
[メイン] さな : 「あれ…?」
[メイン]
ドロシー :
「…………そう、でしタね!」
「ごめんなさい!」
[メイン] ドロシー : 違和感が ある お姉ちゃんは確かに作らないけど
[メイン] ドロシー : でも妹が頑張ったから 行かなきゃね
[メイン] ドロシー : 「では遠慮なク頂きまショう!」
[メイン] さな : 「……あ、えへへ」
[メイン] さな : 「うんっ!」
[メイン] さな : さなの表情は、とても嬉しそうで。
[メイン] さな : にこにこと笑って、食卓へと向かっていった。
[メイン] GM : “いつもの朝、変わらない日常”
[メイン] GM : “君の、見慣れた光景だ”
[メイン] GM : “さて、今日もまた一日が始まる”。
[メイン]
ドロシー :
「エーっと…」
「こちラにきテからは」
[メイン] ドロシー : 「いタだキます!」
[メイン]
ドロシー :
朝ごはんへのある種の祈り 感謝
宗教が浸透していないのに そういった非物質的な『何か』への信頼
[メイン] ドロシー : ちょっと 奇妙ですよね…
[メイン] ドロシー : 「………………」パクパク
[メイン] ドロシー : 「…………」パクパク
[メイン]
さな :
「……美味しい?」
首をちょっとだけ、傾げて
[メイン] ドロシー : 「はイ!美味しいでスよ!」
[メイン]
さな :
「良かったぁ」
ほっとしたような顔
[メイン] ドロシー : 「…ごちそうサまでしタ!」
[メイン] さな : 「うん、私もごちそうさまでした」
[メイン] ドロシー : 「今日ノ『お仕事』のじゅん…」
[メイン] ドロシー : 「………」
[メイン] ドロシー : お仕事?
[メイン] ドロシー : ………
[メイン] さな : 「……どうしたの? お姉ちゃん」
[メイン] ドロシー : 「エっと、準備しテかラ、行ってきマすね!」
[メイン] さな : 「あ、うん。気を付けてね」
[メイン] さな : 「……今日も頑張ってね、お姉ちゃん!」
[メイン] さな : にこ、と笑って。
[メイン] ドロシー : 「はイ!お姉………」
[メイン] ドロシー : 「さなちゃン!」
[メイン] ドロシー : いつものいちにち
[メイン] ドロシー : 何かが足りない 何かが多い
[メイン] ドロシー : いつものいちにち
[メイン] ドロシー :
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・自分の普段の生活 情報:噂話/5
・自分の家族について 情報:噂話/5
[メイン] GM :
[メイン] GM : 今回はソロ卓なのもある為
[メイン]
GM :
ミドルで行える調査回数は1シーンにつき2回まで、とする
再登場(1d10侵蝕率をその場で上昇)した場合、さらに2回調査出来るものとする
[メイン] GM : また、書かれていない項目も提案してくれれば調査可能とするし、技能も同様とする
[メイン] GM :
[メイン] ドロシー : middle「一番の事」登場 任意
[メイン] ドロシー : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+3[3] > 47
[メイン] system : [ ドロシー ] 侵蝕率 : 44 → 47
[メイン] ドロシー : 能動調査 お姉ちゃんどこですか?
[メイン] GM : 難易度 20
[メイン] GM : どの技能でも一律20とする
[メイン] ドロシー : 迷子になっちゃったのかもしれませんね!知覚です!
[メイン] ドロシー : (1+0)dx>=20 (1DX10>=20) > 7[7] > 7 > 失敗
[メイン] ドロシー : うーん 見つかりません!
[メイン]
GM :
いない。
見つからない。
[メイン] ドロシー : もう一回!
[メイン] ドロシー : (1+0)dx>=20 (1DX10>=20) > 8[8] > 8 > 失敗
[メイン] ドロシー : ちょっと出目が上がりました!
[メイン] ドロシー : この調子ですね!再登場!
[メイン] ドロシー : 47+1d10 登場/リザレクト (47+1D10) > 47+4[4] > 51
[メイン] system : [ ドロシー ] 侵蝕率 : 47 → 51
[メイン] GM : どうぞ
[メイン] ドロシー : (1+0)dx>=20 (1DX10>=20) > 10[10]+1[1] > 11 > 失敗
[メイン] ドロシー : 10が出ました!次で2回出せばよいですね!
[メイン] ドロシー : (1+0)dx>=20 (1DX10>=20) > 4[4] > 4 > 失敗
[メイン] ドロシー : あう!
[メイン] ドロシー : 51+1d10 登場/リザレクト (51+1D10) > 51+8[8] > 59
[メイン] system : [ ドロシー ] 侵蝕率 : 51 → 59
[メイン] ドロシー : 見つかりませーん…どこ行っちゃったんでしょう…
[メイン]
GM :
町全体をどんなに探しても、見つからない。
どこにも、そのような人物は見当たらない。
[メイン] ドロシー : 困っちゃいますね…
[メイン] GM : “そもそも、姉は”
[メイン] GM : “君には存在しない。”
[メイン] GM : “君には妹が居るが、姉はいない。”
[メイン] ドロシー :
[メイン] ドロシー : "います"
[その他] system : [ ドロシー ] ロイス : 2 → 3
[メイン] ドロシー : 困っちゃいますね…
[メイン] ドロシー : うーん…町にはいないんですか…
[メイン] ドロシー : ではそうですね
[メイン] ドロシー : 能動情報 町の外について
[メイン]
GM :
難易度 6
どの技能でも一律この難易度
[メイン] ドロシー : えーっと…まあ…………
[メイン] ドロシー : UGNって使用可能なんです?
[メイン] GM : “知らない所だけど”
[メイン] GM : いいよ
[メイン] ドロシー : ですよねー
[メイン] ドロシー : (4+0)dx+1>=6 (4DX10+1>=6) > 8[1,1,1,8]+1 > 9 > 成功
[メイン] GM :
[メイン] GM : ・町の外について
[メイン]
GM :
ここは所謂「郊外」であり、もっと栄えた場所へ行くには電車でおおよそ1時間半、車で1時間程掛かる。
“今向かえば、仕事には間に合わないだろう。”
[メイン] ドロシー : それはちょっと困っちゃいますね…
[メイン] ドロシー : なら次はそうですね お仕事って何ですかね?
[メイン] GM : 噂話で難易度5、それ以外だと難易度6で
[メイン] ドロシー : 持ってないので謎のアルファベット三文字で判定します
[メイン] ドロシー : (4+0)dx+1>=6 (4DX10+1>=6) > 5[3,4,5,5]+1 > 6 > 成功
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・自分の仕事(自分の普段の生活)
“この町にある小さな会社に勤めている。事務職。”
“毎週土曜と日曜が休日で、その日に散歩をする事が趣味。”
“今日は金曜だ。今日頑張れば、明日はゆっくりと休めるだろう。”
[メイン] ドロシー : なるほどー
[メイン] ドロシー : ひとまず再登場!
[メイン] ドロシー : 59+1d10 登場/リザレクト (59+1D10) > 59+6[6] > 65
[メイン] system : [ ドロシー ] 侵蝕率 : 59 → 65
[メイン] system : [ ドロシー ] 侵蝕率B : 0 → 1
[メイン] ドロシー : 一先ずお仕事も置いておいていい物になったのでどうにかしてお姉ちゃんに逢わなきゃいけませんね…!
[メイン] GM : 現在、9時12分。
[メイン] GM : “今出社したとしたら、間違いなく遅刻扱いになる。”
[メイン] GM : まあ、行かないなら止めないけれど。
[メイン] ドロシー : 私が労役を重ねる場所はもう決まってますので
[メイン] ドロシー : ごめんなさい
[メイン] GM : そう。
[メイン] ドロシー : そうですねえ 次は
[メイン] ドロシー : 私を誘導してる理由って何ですかね?
[メイン] GM :
[メイン] GM : 別に、知らなくてもいいでしょう?
[メイン] ドロシー : え、うーん………
[メイン] ドロシー : というか返事するんですね貴方
[メイン] GM : だって
[メイン] GM : 私はゲームマスターだから。
[メイン] ドロシー : なるほど
[メイン] ドロシー : 今楽しいです?
[メイン] GM : まだ終わってないから、何とも言えないけれど
[メイン] ドロシー : ふむう
[メイン] ドロシー : 何時何分かはありましたが日付はどうでしょうか?
[メイン] GM : 日付?
[メイン] GM : 春頃、そうだな
[メイン] GM : 3月の中旬くらい。
[メイン] ドロシー : まだちょっぴり寒そうですね
[メイン] ドロシー : なるほど 春の陽気と冬の寒気の中間なんですね
[メイン]
GM :
そうなるね。
大体……
[メイン] GM : 5度くらいだったかな、それくらい。
[メイン] ドロシー : ふむふむ 厚着しなきゃいけませんよ?
[メイン] GM : そうだね、風邪を引いちゃうでしょうね。
[メイン] GM : まあ、今は大体
[メイン] GM : 11時21分くらいだから、日も出てきて温かいと感じられるくらいだろうけれど。
[メイン] ドロシー : わお
[メイン] ドロシー : 二時間もお話ししちゃいましたね…
[メイン] GM : “仕事は確実に無断欠勤扱いになるだろう。”
[メイン] ドロシー : そうですか
[メイン] ドロシー : 能動情報 『貴方』の普段の生活は?
[メイン] GM : それを知っても
[メイン] GM : シナリオは進まないよ?
[メイン] ドロシー : ??
[メイン] ドロシー : よくわかんないです
[メイン] ドロシー : シナリオって何ですか?
[メイン] ドロシー : 言葉の意味は解りますが…
[メイン] GM : まあいいけれど。
[メイン] GM : 関係の無い事だから、難易度30くらいで
[メイン] ドロシー : ぎゃー!
[メイン] ドロシー : 貴方とお話してますから交渉で!
[メイン] GM : いいよ
[メイン] ドロシー : (4+1)dx>=30 (5DX10>=30) > 8[2,3,3,6,8] > 8 > 失敗
[メイン] ドロシー : あー!
[メイン] GM : じゃあ教えない
[メイン] ドロシー : むむうう
[メイン] ドロシー : うーん それならそうですね
[メイン] ドロシー : なるちゃん居ますかー?
[メイン] ドロシー : 間違えた
[メイン] GM : さなです
[メイン] ドロシー : そう!さなちゃん!
[メイン]
GM :
さなは今、家にいる。
呼ぶか帰れば会える。
[メイン] ドロシー : じゃあ
[メイン] ドロシー : さなちゃんのいる所に
[メイン] ドロシー : "行きます"
[メイン] ドロシー : 帰る所は 違うと思うので
[メイン] GM : ……そ。
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
現在13時23分。
家には、さなが居た。
[メイン] ドロシー : 「さナちゃん!」
[メイン] さな : 「あ、お姉ちゃんお帰り! ……あれ、お仕事は?」
[メイン] さな : テレビを消して、駆け寄る。
[メイン]
ドロシー :
「お休ミしましタ!」
「ドロシーは悪い子デす…」
[メイン] さな : 「うぇえ!? だ、大丈夫なのかな…!」
[メイン] ドロシー : 「ドロシーは大丈夫だト思いまスよ!」
[メイン] ドロシー : そうですよね?
[メイン] GM : “あんまり大丈夫ではない。”
[メイン] ドロシー : oh
[メイン] ドロシー : あー えっと
[メイン] ドロシー : "ごめんなさい"?
[メイン] GM : まあ、いいけど。
[メイン] ドロシー : 「あ、さなチャん!それはともカく!」
[メイン] ドロシー : 「大事なお話でス!」
[メイン] さな : 「え、え」
[メイン] さな : ぴし、と背を伸ばす。
[メイン] さな : 大好きな姉からの大事なお話だから。
[メイン] ドロシー : 「はイ!忘れ物がありマすね!?」
[メイン] さな : 「忘れ物……」
[メイン] ドロシー : 「ハい!貴方にハ!」
[メイン] ドロシー : 「とってモ大事ナ人が居タと思われまス!」
[メイン] さな : 「え、えっ!?」
[メイン] さな : 「お、お姉ちゃん以外に……!?」
[メイン] ドロシー : 「はイ!それは…!」
[メイン] ドロシー : あ、あの…
[メイン] ドロシー : 男性か女性かとか教えていただけたらなと…
[メイン] GM : ……私?
[メイン] ドロシー : はい
[メイン] GM : 私は まあ
[メイン] GM : 女だけど……。
[メイン] ドロシー : へ~!
[メイン] ドロシー : ………
[メイン] ドロシー : "お姉ちゃん"?
[メイン] GM : “お姉ちゃんは”
[メイン] GM : “あなたでしょう?”
[メイン] ドロシー : …………
[メイン] ドロシー : 「そう!お姉チャンです!」
[メイン] さな : 「………」
[メイン] さな : 「お姉ちゃんは……お姉ちゃん、じゃなく?」
[メイン] さな : 首を傾げて、目の前の彼女を見る。
[メイン] ドロシー : はって顔
[メイン]
ドロシー :
「え、エッとですね…そのドロシーじゃナくて…」
「でモお姉ちゃんで…」
[メイン] さな : 「? ???」
[メイン] さな : きょとん。
[メイン] ドロシー : 能動情報 どうしよう
[メイン] GM : どうしよう!?
[メイン] ドロシー : うん ちょっと…どうやって伝えよう…
[メイン] GM : ど……どう……
[メイン] ドロシー : その…さなちゃんの大事な人を気づかせたい…のですが
[メイン] ドロシー : なぜかそこに私が嵌ってるんですけど…あの
[メイン] ドロシー : 伝え方が日本語だと同じ意味になっちゃうんですよね…
[メイン] GM : …………。
[メイン]
GM :
「私は、あなたの家族としての姉ではなくて」
「何故か本当の姉のようになってしまっている」
[メイン] GM : これだと伝わるんじゃない?
[メイン] GM : ただ
[メイン] GM : 伝えても、さなは
[メイン] GM : わからないと思うけれど……。
[メイン] ドロシー : うーん…
[メイン] ドロシー : そうですよね
[メイン] ドロシー : 私は"お姉ちゃん"ですからね
[メイン]
GM :
そう。
あなたは、“お姉ちゃん”だから。
[メイン] ドロシー : 日本語難しいですね…
[メイン] ドロシー : あたふたしてる
[メイン] さな : 「あ、ええと……えっと」
[メイン] さな : 「と、とりあえずお茶飲む?そろそろおやつの時間だし……」
[メイン] さな : 時計を指す。
[メイン] ドロシー : 「………頂きまス!」
[メイン] GM : 14時44分。
[メイン] さな : 「わかった。じゃあ、取ってくるね」
[メイン] ドロシー : 「はイ!」椅子にペタン
[メイン] GM : 少しして。
[メイン] GM : 数分くらい、して。
[メイン] GM : ぱたぱたと足音が戻ってくるその時。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : 大きく、揺れた。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
揺れは大きく、長く。
おおよそ人生で経験する事が無かったであろう程のもので。
[メイン]
GM :
家具は揺れ、倒れ。
点いていた照明も全て消えた。
[メイン] GM : しばらくして、収まる。
[メイン] ドロシー : さなちゃんは!?
[メイン]
さな :
よろ、よろと居間に入ってくる。
怪我などは無いようだが、憔悴しきっている。
[メイン] さな : 「お、お姉ちゃん……おねえちゃん……!」
[メイン] ドロシー : 「………落ち着いて」《竹馬の友》
[メイン] ドロシー : 「大丈夫、大丈夫です お姉ちゃんはいますよ」
[メイン]
さな :
こく、こく、と頷く。
……徐々に落ち着いてきたようだ。
[メイン] さな : 「…………どう、しよう」
[メイン] ドロシー : 「こう言ウ時っテ…どうすルんでシたっケ」
[メイン] ドロシー : 能動情報 自分の防災認識
[メイン] GM : 難易度 4
[メイン] ドロシー : まあ社会ですかね?道具とかですし
[メイン] ドロシー : (4+1)dx (5DX10) > 7[1,2,2,5,7] > 7
[メイン]
GM :
……。
“あなたは知らなかった”。
けど。
[メイン]
GM :
今なら普通は、知ってるよね。
大きな地震があった場合は、指定されている避難所に行くか、海辺であれば高台へ向かう。
[メイン]
GM :
そして、ここは海辺。
この町は、海辺の町。
[メイン] ドロシー : なるほど!
[メイン] ドロシー : では高台にさなちゃんを連れて行きましょう!
[メイン] ドロシー : 今なら普通の行動ですからね
[メイン] GM : そうね、今ならね。
[メイン] ドロシー : ……………
[メイン] ドロシー : 貴方と会話すると時間経過しちゃうんですよね 急ぎます
[メイン] ドロシー : 「さナちゃん 少シ走リまスよ」
[メイン] さな : 「え、え?」
[メイン] ドロシー : 「ぼーさいって奴でス!ええっト」
[メイン] ドロシー : さなちゃんにお鍋被せて…
[メイン] さな : 「ひゃわっ」
[メイン]
ドロシー :
「ここ、流さレちゃうかモしれまセん」
「大事なもノを持ったラ 急ぎますヨ」
[メイン] さな : 「流さ……そんな、大げさな」
[メイン] ドロシー : 「いいえ」
[メイン] ドロシー : 「備えあれバ…えっト」
[メイン] ドロシー : 「ううれい?でス!」
[メイン] さな : 「う、憂いなし……」
[メイン]
ドロシー :
「!!!!」
「良く知っテまスね!」
[メイン] ドロシー : 「それは兎も角急ギまスよ!」
[メイン] さな : 「………で、も………」
[メイン] さな : 言い淀む。
[メイン] ドロシー : 「………?」
[メイン] ドロシー : 「どうしタんですカ?」
[メイン]
さな :
家の内部を見る。
家具も何も、倒れてしまってグチャグチャだ。
[メイン] さな : 「……でも……」
[メイン] さな : 「……私達の、お家……」
[メイン] ドロシー : 「………帰っテきタら」
[メイン] ドロシー : 「おかたずけ デすヨ」
[メイン] さな : 「……うん」
[メイン] ドロシー : ………
[メイン] ドロシー : "お姉ちゃん" 貴方は どうしたんですか?
[メイン] GM : それは
[メイン] GM : ……。
[メイン] GM : 今は、あなたが
[メイン] GM : “お姉ちゃん”だから。
[メイン] ドロシー : "それでも答えて下さい"
[メイン] ドロシー : "それが"
[メイン] ドロシー : "お姉ちゃんなのです"
[メイン] ドロシー : "私にとってのお姉ちゃんは"
[メイン] ドロシー : "そういう物なのです"
[メイン] GM : …………。
[メイン] GM : “私は”
[メイン] GM : “その時、さなの傍には居られなかった。”
[メイン] ドロシー : "続けて下さい"
[メイン] GM : “職場の指示に従って”
[メイン] GM : “避難をした。”
[メイン] ドロシー : なるほど
[メイン] ドロシー : "自分を赦してあげて下さい"
[メイン] ドロシー : "色々な事が会って"
[メイン] ドロシー : "後悔と自責…物損もあったのでしょう"
[メイン] ドロシー : "そうして起こる負の感情は 現象は とても自然な物です"
[メイン] ドロシー : "今"はどうにかしますから
[メイン] ドロシー : "未来で今度は貴方自身への救いをどうか"
[メイン] GM : ……………。
[メイン] GM : そろそろ、時間が経つ。
[メイン] ドロシー : なるほど 動かなきゃいけませんね ありがとうございます
[メイン] ドロシー : 「さア!行きマしょう!」
[メイン] ドロシー : 「今は私ガお姉ちゃんでスから!」
[メイン] さな : 「う、うん………!!」
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : OP「それは、普段通り告げられた」登場:ドロシー
[メイン] GM :
[メイン] ドロシー : 65+1d10 登場/リザレクト (65+1D10) > 65+7[7] > 72
[メイン] system : [ ドロシー ] 侵蝕率 : 65 → 72
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
UGNS市支部。
表向きは派遣会社という体のそこの応接室に、君は呼ばれていた。
[メイン] マージナル : 「や、や、や。お待たせしました」
[メイン] マージナル : 外見は10代半ばのような、しかしてその口振り、声は30も超えていそうな。そのような男がノックと共に入ってくる。
[メイン] ドロシー : 「はイ!ドロシーです!」
[メイン] マージナル : 「はぁい!マージナルです!」
[メイン] ドロシー : 「こんにチは!なんのお話シですカ?」
[メイン]
マージナル :
「はい、今日はドロシーさんにお仕事をお願いしたくてですねぇ」
そう言いながら、資料を取り出し、渡す。
[メイン]
ドロシー :
「はイ!」
キャッチアンドリード
[メイン] マージナル : 「ちょーっとここから離れた沿岸部。そこにレネゲイド反応が確認されました」
[メイン]
マージナル :
とん、とん、と地図をペンで指す。
その地域は大体現在値から北上した場所。
[メイン] ドロシー : 「そコで…何しまスか?」
[メイン]
マージナル :
「それが何なのか、の調査をしてほしい感じですねぇ~」
ペンを数度回し、離す。
[メイン] マージナル : 「反応が弱いから、大方EXレネゲイドが出てきたとかそういうのだとは思います」
[メイン]
ドロシー :
「わかリましタ!調べテきまスね!」
「お友達ニなれたラうれしいでス!」
[メイン] マージナル : 「良いお返事!素晴らしい!」
[メイン] マージナル : 「…………でも、一応正体不明の対象なんで~」
[メイン] マージナル : そう言うと、男は懐から小さなヘアピンを取り出す。
[メイン] マージナル : 「これ持っててくださいな。念の為のお守り、みたいな」
[メイン]
ドロシー :
「ありガとうゴざいマす!」
パシー
[メイン] マージナル : 「そんじゃ、お気をつけて」
[メイン]
ドロシー :
「はーイ!!」
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : ぱちん、とピンからレネゲイドが放出されて。
[メイン] GM : 君は、この事を思い出した。
[メイン] ドロシー : 「………………」
[メイン] ドロシー : 「今 は…?」
[メイン] GM : 現地に向かい、そして調査をして、気が付いた時には。
[メイン] GM : レネゲイドの影響下に晒されていたようだ。
[メイン] ドロシー : 「……………」
[メイン] ドロシー : まあ やる事は変わりません
[メイン] ドロシー : "お姉ちゃん"ですので
[メイン] GM : ──時間は、15時25分。
[メイン] GM : 君達は、無事に避難をして──。
[メイン] GM :
[メイン] GM : 26分。
[メイン] GM : ぱちん。
[メイン] GM : 意識が、跳ぶ。
[メイン] GM :
[メイン] GM : Trigger「変わらない朝」登場:ドロシー
[メイン] ドロシー : 72+1d10 登場/リザレクト (72+1D10) > 72+1[1] > 73
[雑談] system : [ ドロシー ] 侵蝕率 : 72 → 73
[メイン] GM :
[メイン] GM : 君は、目が覚めた。
[メイン] GM : “広がる天井は、見覚えのあるもので”
[メイン] GM : レネゲイドの力により、そうであると認識させられている。
[メイン] GM : “顔を動かせば、そこは見慣れた自分の自室だ。”
[メイン] GM : しかし、今の君は明確に理解出来るだろう。
[メイン] GM : ここは、レネゲイドによって生み出された場所だ。
[メイン] GM : 時刻は7時7分。
[メイン] ドロシー : あ、おはようございます
[メイン] GM : ………それは
[メイン] GM : 私に向けて?
[メイン] ドロシー : ?はい 朝起きたらご挨拶です!
[メイン] GM : ………そう。
[メイン]
GM :
じゃあ、おはよう。
……そうしていると、扉にノックが響く。
[メイン] ドロシー : 「はイ!起キてますよ!さなちゃん!」
[メイン] さな : 「あ、うんっ!おはよう、お姉ちゃん」
[メイン] さな : 扉を開けて、微笑んで返す。
[メイン] さな : 「ご飯出来てるよ。冷めないうちに、来てほしいな」
[メイン] ドロシー : 「はイ!」
[メイン] さな : にこり、と笑って食卓へと向かう。
[メイン] ドロシー : ついていきます
[メイン] GM : 食卓には、さなが作った料理が並んでいる。
[メイン] ドロシー : 食べます?
[メイン] GM : …………。
[メイン] GM : 私は、そこに居ないから
[メイン] GM : 食べられないわよ……。
[メイン] ドロシー : ………
[メイン] ドロシー : 《神格》
[メイン] ドロシー : さなちゃんのご飯どうぞ
[メイン] ドロシー : きっと これくらいなら
[メイン] ドロシー : 主も許してくれます
[メイン] GM : …………………。
[メイン] GM : 受け取れた。
[メイン] ドロシー : では私も
[メイン] ドロシー : 「いたダきマす!」
[メイン] さな : 「いただきます」
[メイン] GM : …………いただきます。
[メイン] ドロシー : 「おいシいでスね!」
[メイン] さな : 「……えへへ」
[メイン] さな : にこにこと笑っている。
[メイン] ドロシー : どうですか
[メイン] GM : ………さなのご飯を、美味しくないなんて思った事は
[メイン] GM : 1回たりともないわよ。
[メイン] ドロシー : よかった
[メイン] ドロシー : "お姉ちゃん"ですね 貴方は
[メイン] GM : ………。
[メイン] さな : 「……あ、お姉ちゃん。そろそろお仕事行かなくて大丈夫?」
[メイン] ドロシー : 「そうでスねエ…」
[メイン] ドロシー : あ、職場の電話番号教えてください お休みの連絡します
[メイン] GM : ……問題なく、知ってていい。
[メイン] ドロシー : はーい
[メイン]
ドロシー :
「休んじゃイまス!」
ぴっぽっぱー職場の電話番号
[メイン]
GM :
通じる。
“いつも話している、職場の上司”に。
[メイン] 上司 : 「はぁい、こちら有限会社ミヤモリです」
[メイン] ドロシー : 「はイ!お休みしまス!」《竹馬の友》
[メイン] 上司 : 「あら、急に体調でも悪くなっちゃったぁ? まあいつも頑張ってるものね」
[メイン] 上司 : 「ゆっくり休んで頂戴な」
[メイン] ドロシー : 「はーイ!」
[メイン] GM : ぷつん、と切れる。
[メイン] ドロシー : 「さテ…」
[メイン] ドロシー : ここまで堂々としてますが
[メイン] ドロシー : どうしましょうかね 何も考えてないです
[メイン] GM : …………別に
[メイン] GM : “いつも通り”に過ごせばいいわよ。
[メイン] ドロシー : うーんでも
[メイン] ドロシー : 結局過ごすのは私で
[メイン] ドロシー : どこかで戻っちゃうんですよね
[メイン] GM : ……………。
[メイン] GM : それでも、今日はやってくるもの。
[メイン] GM : ………“今日を過ごしてよ”。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : ・ここは一体何なのか? 知識:レネゲイド/7
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] ドロシー : 早速調べます!
[メイン] ドロシー : (3+1)dx>=7 (4DX10>=7) > 10[1,1,7,10]+2[2] > 12 > 成功
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・ここは一体なんなのか?
遺産、「逆巻く歯車」により生成された空間。
2011年3月11日の7時07分から15時26分までを繰り返している。
契約者が存在しており、契約者の意思により君は閉じ込められた。
[メイン]
GM :
・遺産「逆巻く歯車」について 知識:レネゲイドor情報:UGN/7
以上を調査可能に
[メイン] GM :
[メイン] GM : それと
[メイン] GM : ・契約者と直接会う方法 知識:レネゲイド/8
[メイン] GM : これも調査可能
[メイン] GM :
[メイン] ドロシー : とりあえず遺産の方調べます
[メイン] ドロシー : (4+1)dx+1>=7 UGNの方で (5DX10+1>=7) > 6[1,1,2,3,6]+1 > 7 > 成功
[メイン]
GM :
・遺産「逆巻く歯車」について
契約者の願望を叶える遺産の1つ。
「やりなおしたい後悔」に反応し、その記憶と状況を再現する。
契約者が望めば、自分以外の他者も遺産により再現された空間に入れる事が出来る。
空間内への出入りは契約者が自由に行う事ができ、それ以外は契約者本人が望まなければ出る事が出来ない。
また、空間内に存在する遺産本体を破壊すれば、この空間は崩壊する。
[メイン] ドロシー : なるほどー
[メイン] ドロシー : まあ、会いに行く意味あんまりないと思うんですよね
[メイン] ドロシー : 話せますし
[メイン] ドロシー : あーあー 聞こえますか
[メイン] GM : ………何? 私?
[メイン] ドロシー : はい ちょっとまずいかもです
[メイン] ドロシー : 繰り返し続けるとよくない事になってしまいます
[メイン] GM : ………………。
[メイン] ドロシー : …………
[メイン] ドロシー : "妹"の立場からですが
[メイン] ドロシー : "お姉ちゃん"には
[メイン] ドロシー : どうか囚われないでほしいと 思います
[メイン] GM : …………でも、私は
[メイン] GM : ………私、私は
[メイン] GM :
[メイン] GM : 「私は、嫌なの!」
[メイン] GM :
[メイン] ドロシー :
[メイン] ドロシー : 「び、ビッくりしまシた…」
[メイン]
GM :
女が居た。
立っていた。
気が付いたら。
[メイン] GM : そこに居た。
[メイン] ドロシー : 「こんニちハ!」
[メイン] GM : 「………………ああ、もう」
[メイン] GM : 「…………こんにちは」
[メイン] ドロシー : 「はイ!それデ…」
[メイン] ドロシー : 「やっぱリ、続けたイですよネ…」
[メイン] GM : 「…………」
[メイン]
GM :
苦い顔を浮かべて。
「…………………」
沈黙は雄弁である。
[メイン] ドロシー : 「わカり まス」
[メイン] ドロシー : 「とっても トても わカります」
[メイン] ドロシー : 固定 ルーシーお姉ちゃん 憧憬 / ? お姉ちゃン大好きでス!
[メイン] ドロシー : 「わかります」
[メイン]
GM :
何が、とは。
聞けない。
[メイン]
GM :
私は、この子の事は
知らないけれど。
[メイン]
GM :
語る言葉が
想いが
真である事は
[メイン] GM : わかっている。
[メイン] GM : 「…………………終われ、ないの」
[メイン] ドロシー : 「はイ」
[メイン] ドロシー : 「でスが」
[メイン] ドロシー : "終わります"
[メイン] ドロシー : "いつか かならず"
[メイン] ドロシー : 「永遠…エト、私の思ウ 永遠とハ違いまスが」
[メイン] ドロシー : 「"今"にハありませン」
[メイン] GM : 奥歯を、噛み締めて。
[メイン] GM : わかっている。
[メイン] GM : ……………わかって、いた。
[メイン] GM : 「………………私、ね」
[メイン] ドロシー : 「ハい」
[メイン]
GM :
「私は」
「私じゃない、誰かなら」
[メイン] GM : 「何とか、なったんじゃないかって」
[メイン] GM : 「そう思っていたの」
[メイン] ドロシー : 「………人ハ万能でハありまセん」
[メイン] ドロシー : 「何でモは できまセん」
[メイン] ドロシー : 「私二は」
[メイン]
ドロシー :
「さなちゃんヲここかラだす手段ハありまセん」
「それ二」
[メイン] ドロシー : 「それはおそラくさなちゃんでハありまセん」
[メイン] ドロシー : 「時間ヲ巻き戻ス事ハ…」
[メイン] ドロシー : 「………」
[メイン] ドロシー : 「それト」
[メイン] ドロシー : 「妹の手を取ルべきなノは」
[メイン] ドロシー : 「お姉ちゃん なのでスから」
[メイン] ドロシー : 「お姉ちゃんである 貴方以上ノ事は」
[メイン] ドロシー : 「誰にモ できまセン」
[メイン]
GM :
わかっていた。
わかって、いた。
[メイン] ドロシー : 大丈夫です
[メイン] ドロシー : 貴方はわかっています
[メイン] ドロシー : わかっていたとしてもやってしまう事が
[メイン] ドロシー : 人間なのだと思います
[メイン] ドロシー : 自分を 赦してあげてください
[メイン] GM : ………………。
[メイン] GM : 女は。
[メイン] GM : その場に、崩れ落ちた。
[メイン] ドロシー : 駆け寄ります
[メイン]
GM :
肩を震わせ、泣いている。
手元には、錆びた懐中時計が握られていた。
[メイン] ドロシー : 「………大丈夫 でス」
[メイン] ドロシー : 「それでモ 明日は」
[メイン] ドロシー : 「『日常』ハやって来まス」
[メイン] ドロシー : 「一緒に行っテあげまス えット…」
[メイン] ドロシー : 「お姉ちゃんでスので!」
[メイン] GM : 「………………ふふ」
[メイン] GM : 「そうね、あなたは」
[メイン] GM : 「お姉ちゃん、だもの、ね」
[メイン] ドロシー : 「貴方モ!!!!でス!!!!」
[メイン] GM : 「……そう、ね。そう」
[メイン] GM : 「私」
[メイン] GM : 「さなの、お姉ちゃんだもの」
[メイン] ドロシー : 「はイ!」
[メイン] GM : 持っていた、懐中時計を。
[メイン] GM : 「………だから」
[メイン] GM : 「しっかり、しないとね」
[メイン] GM : 閉じた。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : 2021年、12月30日。
[メイン]
GM :
そこはI市沿岸部。
かつて大規模な震災の被害に遭い、そして津波の被害に襲われた町。
[メイン] GM : その海岸に、君は──。
[メイン] GM : ──君達は立っていた。
[メイン] ドロシー : …
[メイン] ドロシー : 跪き
[メイン] ドロシー : ただ 祈る
[メイン] ドロシー : きっと死後に行けているだろうけど それでもいまだに溺れているのなら
[メイン] ドロシー : どうかこの祈りで どうか
[メイン] GM : 波音が、響く。
[メイン] ドロシー : 「………」
[メイン] ドロシー : 「行キましょウか」
[メイン] : 「………」
[メイン] : 「そう、ね」
[メイン] ドロシー : 「生者にハ 生者の やる事ガありまスから」
[メイン] ドロシー : 「………貴方ノ行イは止メるべキ物でしタが」
[メイン] ドロシー : 「間違っては いマせんよ」
[メイン] : 「……」
[メイン] : 「ありがとう」
[メイン] ドロシー :
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
その後、UGNによる回収班によって遺産は回収された。
遺産の回収は、非常にスムーズだったらしい。
そして、遺産の契約者はUGNの保護下に一時的に入った後、日常へと戻ったようだ。
[メイン] GM :
[メイン] : 「私には、もう要らないものだもの」
[メイン] : 「それに」
[メイン] : 「あの子に、ちゃんと誇れるような」
[メイン] : 「そんな私でありたいから」
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : ダブルクロスThe3rdEdition
[メイン] GM : 「Spring has come, and the present has failed」
[メイン] GM : ────終
[メイン] GM :
[メイン] GM :